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阿弥陀杉

概要

阿蘇郡小国町黒渕にあるスギの巨樹で国指定の天然記念物です。
幹囲12.6m,樹高38m,幹の途中から十数本の太枝が立ち上がり枝張りは37.5メートルに及び、全体が釣鐘形になっています。明治35年(1902)に伐採の計画が持ち上がりましたが、当時の北小国、南小国の両村民が後世に残そうと買い戻しを行いました。天然記念物の保存に関する美談として全国に知られました。
名称の由来は直ぐ側に阿弥陀堂があったことによります。

現在

平成11年(1999)9月24日の台風18号による大きな被害を受け、全体の3分の2が折れてしまいました。
その折れた枝は小国町役場などでオブジェとしてよみがえりました。


カテゴリ : 阿蘇の自然
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