ホーム > 野草・薬草

野草・薬草

薬草名効き目使い方
アカザ中風(ちゅうふう)・動脈硬化(どうみゃくこうか)予防(よぼう)・高血圧・喘息(ぜんそく)乾燥させて煎(せん)じて飲む
アカネ婦人病(ふじんびょう)(月経(げっけい)不順(ふじゅん))根を干(ほ)して煎じて飲む。葉・根をホウセンカと混ぜて爪染(つめぞ)めにする
アケビ
アサガオ
アマチャ糖尿病患者(とうにょうびょうかんじゃ)の甘味料(かんみりょう)葉をつまんで桶(おけ)に入れ、発酵(はっこう)してからもみ、日干(ひぼ)しにする
アロエやけど・切り傷汁を直接(ちょくせつ)患部(かんぶ)に付ける
イチョウしもやけ葉の煎汁(せんじゅう)をしもやけに塗(ぬ)る
イタドリ(サトガラ)利尿剤(りにょうざい)・膀胱炎(ぼうこうえん)根をとって小さく切って日干し、煎じて飲む
ウツボグサ
ウド(ドゼン頭痛・めまい・神経痛(しんけいつう)根・茎を小さく切って水につけアクぬきして乾燥させ、煎じて飲む
ウメ
ウンシュウミカン風邪(かぜ)・食欲(しょくよく)不振(ふしん)甘皮(あまかわ)を取ってよく洗い陰干(かげぼ)し、煎じて飲む
オオツヅラフジ
オミナエシ浄血(じょうけつ)(血をきれいにする)根を水洗いして日干し、煎じて飲む
オオバコ
オモトのど・手足の腫(は)れ・乳腺炎(にゅうせんえん)腫(は)れには根をすって貼る。乳腺炎には葉を潰(つぶ)して貼る
オオバコ咳止(せきど)め・ぜんそく・百日ぜき葉・茎・実も乾燥させて煎じて飲む
カキ動脈硬化予防6~9月頃に葉を蒸してきざみ日干し、煎じて飲む
カラス瓜(うり)(ゴベ)ひび・あかぎれ・しもやけ種を出してぬめりを付ける
カワラオミナエシ
カワラタケ
キキョウのどの痛み・ニキビ・おでき根を掘って洗い切って日干し、煎じて汁を付ける
キンモクセイ低血圧・不眠症(ふみんしょう)木から落ちた花を集めて陰干し、薬用(やくよう)酒(しゅ)にして飲む
キササゲ腎臓病(じんぞうびょう)・むくみ・腹膜炎(ふくまくえん)実が飛び散る前に取って日干し、煎じて飲む
ギシギシ
ギンナン(イチョウ)夜尿症(やにょうしょう)実を焼いて食べる
キンカン咳止め実を砂糖で煮て、汁ごと食べる
キンミズキ
クコ利尿・高血圧・解熱(げねつ)・動脈硬化予防葉は乾燥して茶にして飲み、実は焼酎(しょうちゅう)漬(づ)けにする
クサイチゴ
クズ
クワ呼吸器(こきゅうき)一般(いっぱん)・動脈硬化予防葉と枝は乾燥して煎じて飲み、実は焼酎漬けにする
ケイトウ婦人病・産後(さんご)のひだちの悪い時・こしけ干した花を煎じて飲む
ゲンノショウコ腹痛・下痢(げり)・整腸(せいちょう)・婦人病全草(ぜんそう)を煎じてお茶代わりに飲む。風呂に入れる
サルノコシカケ制癌剤(せいがんざい)乾燥して煎じて飲む
サフラン婦人病(月経不順)・冷え症メシベを摘(つ)み取り陰干し煎じて飲む。保存は茶筒(ちゃづつ)に入れる
サワヒヨドリ
サンショウ
椎茸(しいたけ)動脈硬化予防乾燥させ水やお湯でもどし、汁を飲む
シソ
ジュズダマリュウマチ・神経痛・鎮痛(ちんつう)実を煎じて飲む
ショウガ
シロハナタンポポ
スイセン腫(は)れ物根をすりおろして、おできにつける。吸い出す
スギナガン葉を洗って陰干し、煎じて飲む
スベリヒユ毒虫(どくむし)の痒(かゆ)み止め・浄血(じょうけつ)全草を熱湯につけて日干しにする。煎じて飲む
セキショウ婦人病陰干して煎じて腰湯(こしゆ)をする。不正(ふせい)出血(しゅっけつ)も止まる
セッコク
セリ小児(しょうに)の熱冷まし生のしぼり汁を飲む
センブリ胃腸病(いちょうびょう)・食欲不振・消化不良全草を抜き取り日干しにし、煎じて飲む
ダイダイ
玉ねぎの皮高血圧降下上皮をむいて陰干して約5gに分け煎じて飲む
タラノキ
タンポポ胃腸(いちょう)薬(やく)・便秘(べんぴ)・痔(じ)根を煎じて飲む。葉はおひたしにすると母乳がでる
ツユクサのどの痛み・リュウマチ葉・茎を日干しにして煎じて飲む
ツルナ
ツワブキ魚の骨がのどに引っかかったとき・腫れ物の吸出(すいだ)し葉を揉(も)んで汁を飲む
トウゴマ
トウモロコシ腎臓・腫れ気ひめを取って陰干し、煎じてお茶代わりに飲む
ドクダミにきび・色黒・便秘・腫れ物・高血圧夏の土用(どよう)頃(ごろ)の花(か)穂(ほ)の時期に全草陰干し
ナズナ(ネコノピンピン)目の充血(じゅうけつ)や痛み未熟(みじゅく)実(み)を付けたまま日干し、煎じて飲む
ナツメ
ナルコユリ
ナンテン(アカ)目の病気・白内障(はくないしょう)・二日酔(ふつかよ)い・車酔い11月迄に陰干し。目の病気には白い実をそのまま飲む。葉を煎じて酔いさましにする
ニッケイ
ノアザミ神経痛・腫れ物根を煎じて飲む。腫れ物には根をすりつぶして貼る
ノヒル月経不順・神経のイライラおひたしにして食べる
ハコベ(ヒヨコグサ)便秘・歯槽膿漏(しそうのうろう)青(あお)汁(じる)を煮詰(につ)めて飲む
ハス
ハトムギ
ハハコグサ呼吸器(こきゅうき)疾患(しっかん)・喘息・百日ぜき全草を洗って陰干し、煎じて飲む
ヒルガオ膀胱炎(ぼうこうえん)・糖尿病・疲労回復全草を地下茎ごと日干し、煎じて飲む
ヒガンバナ腫れ物根をすって貼る
ビワ神経痛葉を火にあぶって貼る。焼酎につけて湿布(しっぷ)する
フキ咳止め・タン取り・邪気(じゃき)下(くだ)し根を日干し、煎じて飲む
ヘチマ
ホウズキ咳止め・熱さまし茎と葉を刈り取って水洗いし日干し、煎じて飲む
マタタビ
マムシグサ
マンネンタケ
ムサシアブミ
メハジキ
ヤブカンゾウ熱さまし・利尿つぼみを蒸して日干す。煎じて飲む
ユキノシタ(キジンソウ)小児のひきつけ・やけど・痔の痛み・耳だれ生の葉をもみ、汁(しる)を飲む。他は汁を付ける
ヨモギ止血(しけつ)・腰痛(ようつう)・痔葉をもんで傷口に付ける。葉茎を刈り取って陰干し、煎じて飲む
リュウノヒゲ強壮剤(きょうそうざい)・咳止め根にある芋形(いもけい)のコブを煎じて飲む
リンドウ胃弱(いじゃく)・胃病(いびょう)・寄生(きせい)虫(ちゅう)駆除(くじょ)9~10月に葉茎を陰干し煎じて飲む

参考

くらしのあゆみ 阿蘇 -阿蘇市伝統文化資料集-
くらしのあゆみ 一の宮 -一の宮町 伝統文化研究会-


カテゴリ : 阿蘇の自然
索引 :

TOP