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豊肥本線内牧駅-松本直美・石松一子

駅を見守り、人びとのよき一日を見守る。



大分と熊本を結ぶJR豊肥本線は、「阿蘇高原線」とも呼ばれる。
その愛称どおり、カルデラという大鍋のなかを横切っていく列車だ。
全線単線、無人駅も多く、のどかな鉄路である。
内牧駅も無人駅に含まれるが、集改札や定期券販売、清掃などの仕事を松本直美さん(写真右)とそのご主人、石松一子さん(写真左)の三人で請け負っている。
列車が停まるのはほぼ一時間に一本、でも気が抜けない。
事故やトラブルで不通になったら対応にてんてこ舞いとなる。
駅というのは、交番や郵便局とならんで町の「解説所」のような役目も担う。
「道を尋ねて来られる方もいますしね」
散歩の途中で寄ってくれた人と世間話など、町のふれあい施設的でもある。
通学の学生たちが朝の常連客。
彼らにとって「毎日感謝を新たに」することはないけれど、居てくれなければ困る存在。
つまり「駅守(えきもり)」なのだ。


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カテゴリ : 行政
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