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珈琲と紅茶 瑞季-林 寛・明子

ミズキの花言葉は、成熟した精神。



周波数がぴたりと合う瞬間というのはあるものだ。
林寛さん明子さん夫婦の、熱い出会いのことでは(とりあえず)ない。
神戸に住んでいた二人の共通の嗜好は「自然のなかの温泉」だった。
「休みともなると都会の喧騒から逃げ出すようにあちこち訪ねました」
あるとき黒川温泉を訪ねた足で、阿蘇の一の宮町の別荘地を通りかかった。
夫も妻も、ほぼ同時に「あっ」と思った。周波数が合ったのだ。
「ほんとうは十年後にリタイアしてから都会を離れる予定でしたが……」
ぴんときた善は急げ、急がずに待つ理由がないとばかり二人の決心が一致する。ここで住居兼カフェを始めよう。
ぴんときた一年後の秋にめでたくオープン。
妻は日本一おいしい阿蘇の水で、日本一おいしい珈琲と紅茶を淹れる。
「ぼちぼちやる」ことの豊かさを大切にする夫は、店内を癒しの時間で包む。店名は「みずき」。
家の前に美しいミズキの木が立つ。花言葉は「成熟した精神」。


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火の国阿蘇の恵みのブランド「然」

カテゴリ : 行政
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