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牧の神

概要

馬頭観音を本尊とする畜産の神様です。昔から畜産の盛んな菊池、鹿本、益城、阿蘇地方では牧の神の信仰が厚い。標高1119㍍の鞍岳の頂上直下の観音堂(菊池郡旭志村)、山麓の菊池郡大津町御願所にある円満寺の奥の院は、俗に「鞍岳さん」の名で親しまれ、祭りの3月18日には地元はもとより鹿本、益城、阿蘇の村々から馬を引いて参拝が行われましたが、最近では馬の代わりに耕うん機などに代わりました。
阿蘇地方ではあか牛の放牧が盛んで「打越さん(打越神社阿蘇市)」のお札が畜舎に貼ってあります。阿蘇地方の人々は見晴らしのよい高台に牧の神を祀り「山の神」と呼ぶこともあります。


カテゴリ : 文化・歴史
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