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彦しゃんの天昇り

民話

彦しゃんの天昇り

 遊んでばかりおってから、田ん圃のかげがでけん時に、彦しゃんの天昇り、田の真ん中に竹ば立てちか、

「俺、今から天に昇ってみする」

ち、で、もう近所の人がずうつと田ん圃におって、田ん圃ば水ば入れて、こう人が集まった。

すかんでいいんはその人が集まる。

その真ん中に竹を立てちから、中途まで登って、降りて、そん時は田ん圃は田植えていいごつ下が綺麗んなっとる。

それへ田植えたちゆう話ですな。(五七玉音五の天昇り)

参考

くらしのあゆみ 一の宮 -一の宮町 伝統文化研究会-
一の宮町宮地 後藤一義(出典:関西外国語大学 三原研究室 阿蘇山麓の口承説話より)


カテゴリ : 文化・歴史
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