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吉田城御献上汲場

概要

かつて、この地方を支配していた阿蘇家。吉田城は阿蘇家の重臣・吉田主水頭(もんどのかみ)が居城していた城で、中世の頃に、阿蘇家の主城の一つとして重要な役割を果たしていました。
その吉田城で使われていたのがこの水源の湧水です。
毎分5トンもの水が絶えず湧き上がっており、この湧水は文句なく「うまい水」として評判になりました。これは水に含まれる「ハロイサイト」という粘土鉱物の影響だといわれています。
『阿蘇家の臣吉田主水頭居城す。時代不詳、地名に城、二の丸、馬場、と云う所あり、近く御献上汲場と云う湧泉あり、付近は城があった時代は町をなしたと云う。』と記された案内杭があり、中世の頃、この一帯が町を成して繁栄していたらしいことがうかがえます。

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カテゴリ : 阿蘇の自然
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