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人口草原

概要

改良草地

冬枯れの野に色鮮やかな緑地がパッチ上に広がっている。自然草原を改造して栄養価が高い牧草を人工的に植えた一種の「畑」で、牧草地とも呼ばれています。
多種多様な植物が生育している自然草原を利用した採草地や放牧地とは異質の草地である。

乳や肉の品質向上が要求される今日、自然草原利用だけの飼育では満足されず、栄養価、収穫量ともに高い牧草地の造成が進みました。特に昭和40年代の国営大規模草地改良事業により外来牧草による人口草原の造成が広がっています。

暖かい季節にはキシュウスズメノヒエ、寒い季節にはイタリアングラスを播種して大量の牧草が収穫されています。この他一般的な牧草としてはオオアワガエリ、ナガハグサ、シロツメクサ、アカツメクサなどがあり、これらの外来牧草は元々気温が低い地方原産のものが多く、割と低温でも生育するので冬季でも緑色をしています。

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カテゴリ : 阿蘇の自然
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