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ノアザミ

 
阿蘇で春に咲くアザミはこれだけで、小さい頃は牛が食べますが、大きくなるとチカチカして食べません。

夏以降の区別は花の萼をさわるとベタベタするので判ります。

和名:野薊  科名:キク  季節:春

 
山野の草原や道端に咲く多年草。春に咲くアザミ属は本種だけですが、夏以降は10種以上開花します。花のうしろの萼片をさわるとベタベタするのがノアザミです。白花も見かけます。

夏以降の区別は花の萼をさわるとベタベタするので判ります。

和名:野薊  科名:キク  季節:夏

薬草としてのノアザミ(野薊)

生育場所

山野の草地 道端 川の土手など

採取時期

7~9月花がすんだあとに掘る

利用部分

根 なるべく太いところ

薬効

強壮 健胃 利尿

調整法

初夏から後、花が済んで株を掘って根の太い部分を採りよく水洗いしてから日に当てて十分に干しあげる。

利用法

強壮や健胃の目的で煎用するときは乾燥したアザミの根5~10gを1日分として水600mlで煎じて300mlをとり1日3回1回に100mlずつ飲む。
ノアザミが小さい頃若い茎は山菜として食べられる。
和え物にするときは皮をむき塩水でゆでてゴマみそを辛し和えにするとおいしい。

参考

阿蘇デジタル博物館
くらしのあゆみ 一の宮 -一の宮町 伝統文化研究会-


カテゴリ : 阿蘇の自然
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