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ゴマシジミ

概要

翅開帳3.5~4.0cm。雌がやや大きく翅が丸みを帯びています。
大きさ・翅の色は変異が大きく、7亜種に分けられており、阿蘇中央火口丘のものは関東地方産同様、黒化した個体が多いようです。
年1回(8月中・下旬)発生、三齢幼虫まではワレモコウの花を食べるが、大きくなるとクシケアリによって巣に運ばれます。
巣に入った幼虫は、体から出る甘い液体をアリに与える一方で、アリの幼虫や蛹を食べて育ちます。
成長した幼虫はアリの巣の中で越冬し、翌年の7月中旬頃に成虫になります。
アリは成虫になると同時に襲いかかってくるため、巣の出口や外で蛹になり、成虫となった途端に巣から逃げるように飛んでいきます。
北海道・本州・九州に分布し、熊本県が分布の南限になっています.。


カテゴリ : 阿蘇の自然
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