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クリ
更新日: 2017-01-18 (水) 17:52:46 (2647d)
概要
北海道から本州・四国・九州に分布する落葉の高木です。
冷温帯下部から暖温帯にかけて広く生育し、里山に生育しているものは高木といえるほどのものは少なく、時として巨樹に生長したものもあります。二次林に普通に生育します。
特徴
葉は長楕円形か長楕円状披針形です。
雌雄異花で、5月から6月に開花します。雄花は穂状で全体にクリーム色を帯び、個々の花は小さいです。
香りが強く非常によく昆虫が集まります。花の香りは芳香成分としてスペルミンを含むため、独特の香りを放ちます。一般に雌花は3個の子房を含み、受精した子房のみが肥大して果実になります。
学名 | Castanea crenata |
別名 | |
分類 | ブナ科クリ属 |
原産・分布 | 北海道・本州・四国・九州 暖帯から温帯域に分布し、特に暖帯上部に多産する場合があり、これをクリ帯といいます |
用途 | 食用以外では、堅くて腐りにくく建物の柱や土台、鉄道線路の枕木、家具等に使われます。 成長が早く、よく燃えるので昔は薪木としても使われていました。 |
索引 : く
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