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おしま屋-古田ゆかり

粘り強くやっていこうと思う。このまちが好きだから。



商店街のなかで三代つづく家具屋を引き継ぐことになった。
「子どものころ、めまぐるしいまでの
繁盛ぶりだったのを覚えていますが……」
残念ながら、その勢いが失われていることを認めざるを得ない。
結婚し、母となった。今から思えば、それが大きなきっかけとなった。
「自分たちの子どもの世代に、
元気あふれるまちを受け渡さなければいけない」
痛切にそう思った。商店街の人びとと熱心に語り合い、模索を始める。
家具カフェ、という形態を試みたのもその一環だ。家具屋の一角にカフェを設ける、あるいはカフェでありながら家具も販売する。
野菜ソムリエの資格を取った。そうだ、阿蘇の素材を生かしたメニューはどうだろう。阿蘇野菜のスムージーである。
大ヒットとはいえないまでも、手応えは感じている。
粘り強く、あきらめずやっていこうと思う。
その思いを支えている力は?
「そうですねえ、やっぱり、このまちが好きだから」


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火の国阿蘇の恵みのブランド「然」

カテゴリ : 行政
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